サッカー選手で引退後に世界中を旅している人なんかもパーマネントトラベラー(終身旅行者)でしょう。
どこの国にも税金を払っていないはずです。
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世界をまたにかける“永遠の旅人”は究極のリスク分散だ!
納税義務が生じる前に居住する国を替える『終身旅行者』。世界を渡り歩きながら合法的に節税ができる究極のライフスタイルである。しかも、そのメリットは節税のみにとどまらない。複数の国を目的別に使い分けることでカントリーリスクを分散することができる。ぜひ本書で究極の節税法を学び、あなたの選択肢を増やしてほしい。
「税金」をどうにか節約したいと考えている人は多いだろう。本書で紹介するのは、節税の究極形ともいえる「終身旅行者(パーマネント・トラベラー)」というライフスタイルである。
終身旅行者は、定期的に居住する国を替え、どの国の居住者ともならずに生活する。つまり「居住者」として納税義務が生じるまえに、ほかの国へ移住するのだ。
しかし、終身旅行者の目的は、単純な節税のみではない。
いまや日本の社会保険制度は先が見えず、少子高齢化にともない若い世代の負担はこれからますます増加するとみられている。経済格差、突然の解雇、犯罪の増加など、あらゆる意味で日本の“安全神話”も崩壊しつつある。終身旅行者となって複数の国を「人生の目的別」に使い分ければ、一つの国だけに自分の人生をゆだねるリスクを回避することができるのだ。
著者によると、実際には1000万円の資産、300万円の年間所得があればPTとして生活することは可能だと考えられる(生活レベルによる)。
「終身旅行者」の基本概念は以下のとおり。
1.国籍を持つ国(パスポートを持つ国)
2.ビジネスを営む国(所得を得る国)
3.居住を持つ国(住所として家を持つ国)
4.資産運用を行う国(銀行・証券口座をもつ国)
5.余暇を過ごす国(自分の趣味・生きがいを実現する国)
本書では上記5つに6.寄付をする国(自分が得た富を社会に還元する国)を加え、5+1のフラッグ理論を紹介する。
また本書では文庫化にあたって補足説明を追加した。
●PTにとって重要な居住者・非居住者の判定
●スイス・プライベートバンクの実態
●エマージングマーケットへの投資
●香港の銀行の活用法など
ぜひ本書で紹介する新しいライフスタイル「PT」への知識を深め、人生の選択肢を増やしてほしい。
内容(「BOOK」データベースより)
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